2009年11月18日水曜日

01224■一ノ目潟年縞解析による噴火の疑問



秋田県立博物館の「年縞」展示と、その解説の中での十和田火山に」関する疑問点です。

1、年縞展示です



青札の上が白頭山の噴火の火山灰(938)
下が十和田a噴火の火山灰(915)


















左が白頭山火山灰
右が十和田a火山灰

これは別途資料










3、御がで確認された広域火山灰




赤の囲いが十和田a火山灰(915年)といわれるもの。





黒の囲いが十和田八戸火山灰(1万5千年前)














4、火山灰・降灰分布図




十和田a火山灰の範囲は西側にはほとんど来ていませんが、どうして男鹿に火山灰の跡が残っているのでしょうか。











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疑問点のまとめ

①白頭山火山灰の特定の根拠が、文献に残っている915年の十和田a火山灰としていました。
十和田a火山灰が文献で確認(  )できるというのは非常に疑わしい。

②上記図のとおり十和田a火山灰は男鹿半島には飛来していないのではないでしょうか。
(この関係をご説明いただきたいのですが・・・)
③十和田八戸火山灰が1万5千年前と今までの学説とピタリと一致しています・・・どうしてこんなに正確なのでしょうか。

④十和田八戸火山灰が飛来したのであれば、まだ解析していないようですが、その中間の9,500年前や、6,300年前の噴火の様子も解明できないのでしょうか。



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